コマンドラインツール Server
lic コマンドラインツールは、Windows、Linux、macOS のターミナル、スクリプト、ビルドから、Babel のライセンスを生成、署名、更新、検証します。
lic は、Babel Desktop のライセンス生成に相当するコマンドラインツールです。ライセンスの対象となるアセンブリ、または既存のライセンスファイルと、ライセンスを記述する一連のスイッチを受け取ります。スイッチでは、誰に対するライセンスか、どの製品か、いつ期限が切れるか、どの機能のロックを解除するか、どの制限を適用するか、どのキーで署名するかを指定します。結果は、XML ライセンスファイル、またはシリアル番号などの文字列ライセンスです。同じツールで、キーペアの生成、公開キーのエクスポート、ハードウェアキーの計算、署名の検証、既存のライセンスの更新もできます。
このツールは 2 つの形態で提供されており、オプションは同一です。
lic:Babel の zip パッケージに含まれています。babel_net472_<version>.zipにはlic.exeが、babel_net80_<version>.zip、babel_net90_<version>.zip、babel_net100_<version>.zipにはlic.dll(dotnet lic.dllで実行)が入っています。Babel.Licensing.Tool:.NET SDK のあるすべてのオペレーティングシステムにlicコマンドをインストールする .NET ツールパッケージです。
どちらも、Babel Licensing のエディションである Server と Data Center に付属しています。
クイックスタート
キーペアを一度だけ生成し、秘密キーを安全に保管して、公開キーをアプリケーションに埋め込みます。発行するすべてのライセンスに、同じ PEM ファイルで署名します。
lic --keygen rsa --keysize 2048 --keyfile keys.pem
lic --publickey --keyfile keys.pemアセンブリ用の署名付きライセンスを生成します。ライセンシー、製品、日付、機能、フィールド、制限は、すべてスイッチで指定します。--sign は、--keyfile のキーで結果に署名します。
lic MyApp.dll --keyfile keys.pem --sign --licensee name="Contoso" --licensee email=info@contoso.com --product name="MyApp" --product version=2.1 --expiredate 365 --feature Pro=1 --field Seats=25 --trial days=30 --output MyApp.licenses --encoding utf-8公開キーでライセンスファイルを検証したり、ライセンスをその場で更新したり、XML ファイルの代わりにシリアル番号を出力したりできます。
lic MyApp.licenses --verify --keyfile keys.pem
lic MyApp.licenses --update --keyfile keys.pem --sign --field Seats=50
lic MyApp.dll --keyfile ecdsa.pem --sign --format serial --product name="MyApp" --expiredate 30 --output MyApp.serialコマンドラインに --sign がない場合、ライセンスは署名なしで書き出され、署名のないライセンスはアプリケーションでの検証に失敗します。--keyfile または --keyname を指定するときは必ず --sign も指定するか、MSBuild タスクの Sign プロパティを使用してください。
できること
| 作業 | スイッチ |
|---|---|
| キーペアの作成、公開キーのエクスポート | --keygen、--keysize、--publickey |
| ライセンスの記述 | --id、--type、--sites、--issuedate、--expiredate、--supportexpiredate、--licensee、--product、--component、--assembly |
| 機能のロック解除とデータの格納 | --feature、--field |
| 使用の制限 | --trial、--hardware、--domain、--usage、--beta、--restriction |
| 署名、検証、更新 | --keyfile、--keyname、--keypwd、--sign、--verify、--update |
| 出力の選択 | --output、--format、--encoding、--xmldeclaration、--keyinfo、--logfile |
| コンピューターの識別 | --hardwareid、--salt、--showhardwareinfo |
| スクリプトとオートメーション | --format json、--quiet、--strict-exit、--project、--makeproject |
すべてのスイッチはリファレンスで説明しています。CI パイプラインと AI エージェント向けには、AI に適したモードを使うと、出力がバージョン付きの JSON ストリームになり、意味を持つ終了コードが返されます。また、lic --help --format json は、すべてのオプションを機械可読の形式で出力します。
ツールのライセンス
lic には、それ自体の Babel Licensing ライセンスが必要です。ツールは、まずインストールフォルダーで、次に BABEL_LICENSE_PATH 環境変数が示すパスで babel.licenses を探します。--license スイッチを指定すると、その両方よりも優先して、ファイル、検索するフォルダー、または環境変数に格納したライセンスキーを表す env:VARIABLE が使用されます。引数なしの lic --license は、使用中のライセンスを表示します。dotnet ツールのセットアップについては、ツールのライセンスを参照してください。
このセクションのページ
- Babel Licensing ツール:
licをグローバルまたはローカルの dotnet ツールとしてインストールし、ライセンスを設定して、ビルドサーバーで実行します。 - リファレンス:
lic --helpと同じグループに分けたすべてのオプションと、各制限が受け付けるキーと値のペア。 - AI に適したモード:
lic.cli.v1出力スキーマ、--quiet、--strict-exit、終了コードの表。 - MSBuild タスク:
Babel.BuildのLicタスクとそのプロパティ、および--projectと--makeprojectが使用する.lcprojプロジェクトファイル。